活動報告
奉仕の心を未来へつなぐ 第1回オブザーバーセミナー
3月24日「第1回オブザーバーセミナー」が富士宮市総合福祉会館にて行われました。
始めに井藁裕一理事長から挨拶として、
「本日の目的は、お集まりのオブザーバーの皆さんにJCを知っていただく事。」
と語り掛け、「色々なJCを楽しみながら知ってください。」とお話がありました。
そして、本日担当委員会の木内満委員長は
JC三信条(修練・奉仕・友情)について触れ、
本日の講師をお呼びした理由を自身の体験を交えて伝えました。
講師には、静岡恵明学園児童部より加藤秀郷先生にお越し頂きました。
時代背景から創立の精神をお話し頂き、
命や心の豊かさから生まれたヒューマニズムの精神のお話。
「苦しさとは自分が決める事。そう思った瞬間からそれは始まる。」
といった内容の中に柔らかい口調ではありましたが、厳しさを感じるものでした。
「自分らしく生きる事」の大切さに触れ、
「育つ」の意味や、幸せを感じる心につて、
児童福祉を絡めた内容に自分の幼少時代や自分の子供たちの事と
重ねたメンバーも多くいたのではないでしょうか。
児童福祉の現状もお話しされ、
経済的理由により離れ離れになる親子関係よりも
現在は虐待など精神的ダメージを負ったケースが多い事を知らされました。
そして、我々青年会議所メンバーが地域の住人としてできる事は、
子供たちに「いい子だね。」と声をかけ、
子供もその親も「認められること」を第一に考えてください。
「できる事を一緒に考えましょう。」とすぐにでも出来る関わり方を教えていただきました。
最後に福祉の心とは、
「相手にそっと手を貸し、それを見守り、それを見て自分も幸せと感じる事」
こんなことが「さりげなくできる人」と締めくくって頂きお話は終わりました。
その後、オブザーバーも含めた3人グループで本日の感想や質問を語り合い、質疑応答に入りました。
いくつかの質問が上がり、本日聞いた内容が心に届いたことを確認できるものでした。
未来へ拡大委員会さんの設営も素晴らしく、
オブザーバーの皆様の緊張を解く柔らかな開会宣言は金岡元一君。
カンペを一切見ないで淀みない講師紹介が素晴らしかった富士宮一光君。
自身の感想を踏まえた前向きな閉会宣言は渡辺翔君。
オブザーバーの皆さんに伝わりやすいように随所に工夫が見られました。
今回のオブザーバーセミナーの思いが通じ、
富士宮青年会議所メンバーの仲間が増えることを願っています。
ご参加頂いた多くの皆様ありがとうございました。