活動報告
11月公開例会『みんなで学ぼう!日本の領土領海』
11月14日(木)クリスタルホールパテオンにて11月公開例会『みんなで学ぼう!日本の領土領海』が開催されました。
理事長挨拶では、佐野力也理事長が自身の海外留学での一番の収穫は、自分が生まれ育ち根を張る日本という国の素晴らさを改めて見つめなおすキッカケを得られた事であると語りました。
11月例会の担当員会である輝け!未来の力創造委員会により趣旨説明が行われ、
副委員長の渡辺 卓君が登壇しました。
足立武裕委員長は残念ながらイタリアに出張中。
佐野理事長同様、イタリアにて日本の素晴らしさを感じていることでしょう。
『領土とは遠きにありて思ふもの』といったところでしょうか。
さあ、第一部「青少年版 領土領海意識醸成プログラム」が始まりました。
富士宮市には他の市町村との市境が、静岡県には他県との県境があるように日本にも当然のことながら他国との国境があるのですが、海に囲まれた日本の国境とは一体どこなのでしょう?
第一部の講師は、このプログラムを作成した公益社団法人日本青年会議所2013年度国家グループ領土・領海委員会 に出向している佐藤寛之君です。
日本の国境は日本の周辺に点在する島々で構成されています。
その北端は「択捉島(えとろふとう)」です。
東端・西端・南端はなんという島か気になった方は是非調べてみてくださいね。
続いてアニメーション「マモルとミズキの国境探検」が上映されました。
『領空』とは『領土』から約370キロの事であり
その内、『領土』から22キロまでを『領海』
それ以外を『排他的経済水域』と呼び
他の国の人は勝手に漁業や調査をしてはいけません。
いけないのです!
アニメーションとスライドのわかりやすい説明により
会場全体が真剣に耳を傾けています。
当たり前の事なのかもしれませんが、
皆さん自分の国の事をもっともっと知りたいという様子でした。
話が竹島や尖閣諸島、北方領土の話になると講師の佐藤君も力が入ってきます。
続いて第二部
『領土領海意識醸成プログラム」
が行われ、講師の辻村ともこ氏が
颯爽と登場いたしました。
辻村氏は、先ほども紹介した領土・領海委員会の副委員長を務めるとともに多くの団体の理事として活躍されております。
自ら漁船に乗り込み向かった尖閣諸島近海での出来事や
北方領土を訪問した際のエピソードなど
辻村氏の領土・領海に対する真剣さには鬼気迫るものがありました。
おそらくその原動力とは日本の歴史と現状を正しく知っているからこそのものだと思います。
私たちが今すべきこと…それは日々のニュースに一喜一憂することではなく、
自分のルーツであるこの国のこれまでの歩み(歴史)と現状を
きちんと理解する事なのかもしれませんね。
東京から駆けつけて下さった講師の辻村さん
会場に来て下さった来場者の皆さん
社団法人富士宮青年会議所の事業にご理解ご協力くださり
誠にありがとうございました。