活動報告
富士宮青年会議所シニアクラブ 第1回セミナー「終活のすすめ」
富士宮青年会議所シニアクラブによる記念すべき
第一回セミナー「終活のすすめ」が開催されました。
「終活」とは人生のエンディングを考えることを通じて「自分」を見つめ、「今」をよりよく、自分らしく生きる活動」という解釈をされているようです。
少子高齢化や核家族化の影響により、エンディングに関する価値観は大きく変化しています。そのような中、自身のエンディングを事前に考える「終活」という言葉が生まれ、多数のメディアで取り上げられるなど注目が高まっています。
葬儀・相続・介護・供養などエンディングに関する正しい知識を持ち、その人らしい
「終活」を考えるきっかけにして頂きたいと思います。
~セミナー次第より抜粋~
会場には自身の「終活」を模索する方、親御さんの「終活」をご心配される方など
多くの方々が集まり、真剣に耳を傾けていました。
①終活のすすめ
講師:株式会社 藤原 代表取締役社長 藤原 信 氏
藤原 信氏には、知っているようで知らない葬儀についての知識をご講義頂きました。
さて、ここで問題です。
一周忌は故人が亡くなってから1年目に行う法要、では三回忌は三年目
さあ、○か×か考えてみてください。
答えは…このページの最後で(^-^)/
ちなみに、終活の適齢期は61歳~65歳とのことです。意外と早いですね!
セミナー②相続に関する法務について~スムーズな財産承継を考える~
講師:加茂哲三司法書士事務所 司法書士/行政書士 加茂 哲三 氏
加茂 哲三氏には「相続登記関係一覧表」や「法定相続分・遺留分の一覧表」などの重要性をご説明頂き、最後には事業承継に関する様々な支援策を紹介して頂きました。
講師:後藤憲治税理士事務所 税理士 後藤 憲治 氏
後藤 憲治氏には、被相続人の財産を分割協議するため、または相続税の申告義務の有無を確かめるために遺産の確認と調査をしっかり行うことの重要性をご説明いただきました。
金庫や貸金庫の中身を確認する際は、確認作業を必ず2人以上で行い、金庫の中身を並べてデジカメで撮影すると良いでそうです。
こうして2時間のセミナーが幕を閉じたわけですが、その内容は非常に濃く深く、私には到底理解しきれないものでした。
しかしながら、自分の死や親の死のように、普段目を背けてしまうような事、考えたくもない事の中にこそ、しっかり考えていかねばならない大事な物があるではないかと思えるきっかけを頂きました。
さて、先ほどの○×問題の答えですが、答えは×です。
亡くなった時を1回目と数えるので、三回忌は故人が亡くなられてから2年目に行うそうです。