理事長所信

一般社団法人富士宮青年会議所
第55代理事長 横山 紋人

2026年度スローガン

はじめに

私はこれまで多くのメンバーから様々な形の愛を受け、同じ使命を持つ同志として夢を語り、時に大きな課題に頭を抱え、共に成長を実感し、恵まれた青年会議所活動を送ってくることができました。どんな時も立ちはだかる課題を解決する勇気を与えてくれたのは、すぐそばで支えてくれる愛情深い同志たちでした。同志たちは明るい豊かな富士宮の実現のために寄り添い情熱を傾けてくれました。一人ではないから実現できた。これは青年会議所活動を送る上で欠かすことのできない想いでした。また、同志の強い郷土愛と明るい豊かな社会の実現のために能動的に活動する背中を見て、自分も彼らの力になりたいと思い、共に活動する上で自身の中により強い郷土愛が生まれた経験も青年会議所活動の中で得た新たな気づきでした。富士宮青年会議所の創立より55年間、大きな愛とそれに呼応する諸先輩方の想いで歴史が紡がれ、その轍を我々が歩ませていただいていること、そして本年度理事長という職を拝命させていただきましたこと、大変身が引き締まる思いであります。

愛とは相手の人格と価値観を尊重し、互いに敬意を払うこと、そして一方的なものではなく、双方が互いに尽くすことで成り立つものです。メンバー間の愛は富士宮青年会議所に対する組織愛を育み、組織愛は我々が生まれ育った地域への郷土愛を育みます。

忠誠心とは個人や、組織、国家や思想に対して自分のことよりも大切に思えるものに誠実に寄り添い支える心のことです。組織内での個人や役職に対する忠誠心も尊い思いですが、私たちは何よりも生まれ育った郷土に対する忠誠を誓い地域のために何ができるかを誠実に考え、地域により必要とされる組織にならなければなりません。明確なビジョンを持たずにただ追従するのではなく組織が掲げた未来像を自分事として捉え、自身の想いに誠実にそれぞれの個性が調和し、我々の住まうまちのより良い未来のために先頭に立って課題解決をする信頼のおける組織になれば、そこに住まう人々は勇気を持って大きな課題に立ち向かうことができます。愛を受けて育った者は、他者に愛を持って接することができるのも、愛は伝播するものであるからだと考えます。愛と忠誠の連鎖こそが明るい豊かな社会の実現に不可欠だと私は信じています。

少子高齢化と人口減少の影響は、我々の住む富士宮市や日本全体において既存の社会システムを揺るがしています。富士宮青年会議所の会員数減少による事業予算削減も例外ではありませ
ん。会員拡大は喫緊の課題であります。富士宮の未来を担う数多くの同志を拡大し、組織のさらなる新陳代謝を促進することはもちろんですが、既存のシステムの見直しを図り、タスクを効率化し、青年会議所の活動を通して対外に我々の存在意義と郷土に対する愛に共感いただくことにパフォーマンスを傾ける必要があります。先行きの不透明感が依然として強い現状を悲観的に捉えることなく、愛を胸に忠誠を誓いそれぞれの立場で力を発揮し、調和と連携をもって我々の活動に最大限の効果を発揮していかなければ地域により良い影響を与えることはできません。

あなたが自分よりも大切に思うものは何ですか。それはどんな状況に置かれても変わらない思いではないでしょうか。多種多様な個性が愛をもって手を取り合いひとつになった時、計り知れないパワーを生み出すと確信しております。誰にとっても未知である未来に、富士宮青年会議所が先頭に立って明るい豊かな富士宮を創造していきましょう。

55周年実行委員会

富士宮青年会議所が歩んできた55年は、様々な形の愛とそれに呼応する想いによって紡がれてきました。55周年実行委員会は、その歴史に深い敬意と感謝を捧げ、先人たちの想いを受け継ぎ、原点回帰と次世代への愛ある橋渡しとなる周年式典を開催します。過去の様々な経験を糧に、地域の未来に一石を投じる委員会となるよう様々なパートナーシップを模索し、愛を胸に少人数でも先進的で効率的な手法を用いて、最大の影響を残すことができる活動を行って参ります。

拡大青少年委員会

人は人と交わって人となる。青年会議所の魅力は「人」です。地域の未来を思い、熱い情熱を持ち活動する仲間との出会いは、一人ひとりの人生に確かな成長をもたらします。青年会議所活動において仲間の存在は必要不可欠です。多様化する個性を受け入れる誠実な心を持ち、新たな出会いが互いの成長となることを信じ愛ある拡大活動を展開します。わんぱく相撲は、未来のまちをつくる子どもたちの心の成長を支える貴重な事業です。そこに込められた地域愛を子供たちに丁寧につなげていきます。愛をもって地域とつながり、出会いの連鎖が生まれるよう仲間づくりに全力を尽くします。

総務・事務局

調和と連携を支え、青年会議所活動が円滑にそして意義深く展開されるためには、縁の下の力持ちとして全体を見守る事務局の存在が不可欠です。総務事務局は、組織の運営において変化を恐れず正確さと効率性を持ちながら、愛をもって最大限のパフォーマンスを発揮できるようサポートします。またSNSやHPを活用し富士宮青年会議所の存在意義を時代に合った最適な形で広報します。一つひとつの業務の中に、仲間への思いやりを込め、信頼される誠実な組織基盤づくりに努めます。誰もが安心して活動に打ち込める環境をつくること、それが総務事務局の使命であり、愛の形です。

出向

出向は普段は相まみえない各地青年会議所の同志たちと交流を深め切磋琢磨しともに活動することで成長につながる非常に貴重な機会となります。より広くそして深く、外を知り自身のLOMや地域を見つめなおすことで、LOMや地域への愛が深まるはずです。恐れず一歩踏み出し、たくさんの経験と友情と愛を手に入れ、それらをLOMや地域へと還元します。

結びに

様々なものが可視化される現代において、目に見えない感情を具現化することは容易くないと感じております。未来は今を生きるすべての人々にとって平等に未知であります。まだ見ぬ明るい豊かな社会を実現させるのは、一人の力では不可能です。しかし、我々は55年間紡いできた愛ある土壌で成長の機会を模索してきた富士宮青年会議所のメンバーであり、地域の未来を誠実に想う愛情深い同志に恵まれております。誠実な愛を胸に我々はより良い地域の未来のために前へ進むことができます。これまでの文化を轍に歩む現状に感謝し、これまでの歴史を紡いできた諸先輩方の愛を次世代に繋ぐこと無くして私たちの青年会議所活動は成り立ちません。

今こそ、我々が恥じることなく愛を提唱し、明るい豊かな社会の実現に向けて前へ進みましょう。