活動報告
7月例会 ~「とうかい号」がつなぐ 未来への絆 笑顔で報告会~
7月7日(木)18:30よりクリスタルホール・パテオンにて、7月例会
~「とうかい号」がつなぐ未来への絆 笑顔で報告会~
が開催されました。
最初に、井藁裕一理事長からは理事長選考委員会についてのご報告と、JCに出会ったことで素晴らしい経験と素晴らしい人たちとの出会いがあり、これを伝えたい気持ちと使命感が「理事長になろう!」と1年前に決意した理由を語り、残り半年、志高く活動していこう!と力のこもった挨拶をして頂きました。
続いて渡邉大亮直前理事長からは、七夕の由来などを例に挙げ、情報を調べて知る手段は多く存在しているが、それを判断する力が足りているか?と問いかけがありました。
JCは様々経験を積み判断力を学ぶ場。今日の例会は「とうかい号」で凝縮された時間を経験した乗船者の力強い発表を楽しみにしています、と本日の例会への期待を伺わせました。
御輩出企業様を初めとし、過去の乗船者の皆様、ご尽力を頂いた先輩方など沢山の聴講者の皆様にご来場頂きました。
廊下には乗船者のジャンパーや船内新聞、皆様からの応援メッセージ等も展示され、気持ちも高まります。
青年会議所メンバーを加えると100名近い皆様で会場が熱気に包まれました。
オープニングVTRが流れいよいよ乗船者8名の入場です。
一般乗船者トップバッターは㈱ダスキン富士宮様蓼原支店より御輩出頂いた鈴木将悟さん(Ð-4チーム)です。
船内研修でのアドラー心理学に関心を覚えたようでここからの学びを発表してくれました。
「ダメ出し」の逆の「ヨイ出し」についてや注意の仕方など、人との接し方や伝え方に興味を持ち、
すでに実践として日常生活に活かし取り組んでいるようです。
さすがダスキン富士宮さんの営業NO.1ですね。
報告もテンポよく聞きやすく、わかりやすい内容でした。
続いては富士宮市役所様 教育部社会教育課から御輩出頂いた髙橋あすかさん(Ç-3)です。
‘この経験があなたの人生を変える。未知の世界を突き進め!~一人ひとりの勇気が未来を変える~’
という「とうかい号」のパンフレットを目にし「自分を変えたい!」
と乗船理由を告げ、サブリーダー(一般乗船者のまとめ役)としての期待や不安。
船酔いの試練。仲間の大切さなど語ってくれました。
フェスティバルでは、ダースベーダー(過去の自分)を倒し変わっていく自分を表現したそうです。
とうかい号を通じ「本気で投げた球は誰かが受け止めてくれる。」
「勇気を出して踏み出したことで確実に変わった自分がいる。」
と自信を伺わせました。
「乗船してよかった」の一言に胸が熱くなりました。
吉川雄二事務所様から御輩出頂いた三井博貴さん(Ç-4)です。
『出航2週間前に突然乗船が決まった私の体験談』として話が進んでいきました。
何が何だかわからず不安とマイナス思考のまま乗船へ。
初日のチームの印象は、完全にアウェイだった。せっかく乗船したのだから何かしなくては!
と思うものの、雰囲気に乗り切れない…。そんな自分を大人ぶってみせてしまった。
しかし、台湾につく頃には不思議と楽しくなっていた。
マイナス思考からのスタートだったが、人との出会いが予想以上に楽しく、
「自分が変わると相手も変わる。」と感じたことがとうかい号の成果だったと。
乗船中の気持ちの変化と素直な気持ちを話してくれました。
一般乗船者のトリを飾るのは富士宮市役所様 保健福祉部介護障害支援課から御輩出頂いた塩川幸一さん(Ç-2)です。
「自信の無い自分を変えたい」と乗船を決意。
結団式の役割分担では希望の役に付けず、チームリーダーのサポートを全力でやることを決意したそうです。
初日から突っ込み気味に発言していき、この行動がチームの意見を活発に引き出すきっかけになった。
フェスティバルが近ずいて来ると、みんな自分の事で精一杯となり、まとまりがなくなっていた。
バラバラになっていくチームを見て、やりきれない自分の思いをぶつけた。
すると、気持ちのこもった意見がどんどん出てまとまっていった。
結果、魂のこもった演技ができた!
「相手に対しての勇気付けが、自分に対しての勇気付けになる!」
思いつく限りすべてやり切った。楽しかった!と語ってくれました。
内容もさることながら表現方法も今までにない演劇スタイルで、時々の様子が浮かんでくるようでした。
気持ちのこもった発表に会場が引き込まれていました。
一般乗船所の4名が乗船を決意してから「とうかい号」を下船するまでに様々葛藤があり、何かを得ようとする前向きさは、聞き手の心を揺さぶり刺激する素晴らしい報告でした。
いよいよメンバー乗船者による発表です。
1番手は広報記録委員会として乗船した石川智一君です。
パシフィックビーナス号のネクタイを付けて登場!
乗船のきっかけは2014年、名古屋港にて出港式に参加し空気感と参加者の熱量に衝撃と感動を受け、いつかは…!と思っていたとの事。
今年、JCラストイヤーを迎え思いきって乗船を決意した。
広報記録委員の仕事は写真を撮ったり、船内新聞を創る事。
8日間で1万3千枚の写真を撮り5台のカメラを持ち込んだ。
写真を通して感じたことは日に日に笑顔が増していく事だった。
それを見て自分も嬉しくなった。下船後「また乗りたい。」
しかし叶わないので残る現役メンバーに素晴らしさを伝えていきたい。
「とうかい号」関連事業に関わって空気感を味わってほしい。
「とうかい号 君も Let`s Enjoy!」と元気に締めくくってくれました。
企画委員会運営幹事として乗船した吉川瑞馬君です。
乗船だけがとうかい号ではない。乗船前から何度も委員会を重ね段取りの大事さを感じた。
「規律を守り秩序を守る。」
「各々が自分の役割を理解し、それを果たす。」
「自分の立場を考え言うべき事はハッキリ言う。」
集団生活を行う上で感じた大切な事を挙げた。
そして、皆さん乗船してくれ!学ぶことが多く楽しい!
一歩踏み出してやってよかった。支えてくれたすべての人に感謝します。
と体験からくる熱い思いを訴えかけてくれました。
3回連続乗船、今回は企画委員会会計幹事として乗船した中村敦美君です。
船内では夜を徹しての作業で全然眠れない。乗船を迎えるまでに時間もお金も使う。
それなのになぜ3回も乗船したのか?
「最終日がすごく楽しいから!」
やる事の多さに自分のキャパオーバーを体感するが、それを色々な人が支えてくれ、
なんとか乗り越えることができる。自分を成長させるのには最高の場。
皆さん、是非経験してください。
「4回目はないですよ。誘わないでください。」を発表中に6回繰り返しました!
来年の乗船を期待させる発表でした。
トリを飾るのは、企画委員会の委員長を務めた望月克啓君です。
まずは委員長としての最大の仕事は乗船前に5つの議案を通すこと。
議案の中には「とうかい号」最大のイベント、フェスティバルも含まれていて、頭を悩ませたことが伺えました。
乗船中は一般・メンバー乗船者共に過密スケジュールで本当に苦しい状況に追い込まれる。
これを乗り越えると楽しくなる。
委員長として心がけていたことは「雰囲気創り!」7つある運営委員会の中で1番良い雰囲気が創れたと思う。
その映像の様子はふざけ合いの中にもチームワークある姿が伺えました。
最後に「家族のようでした。」と締めくくり、
全力を注いだ姿とそれに答えた仲間への感謝の気持ちが伝わってきました。
メンバー乗船を決め、乗船前から力を注いでくれた4名に感謝と、「とうかい号」の伝道役として今回の報告に臨んでくれたことに改めてお礼申し上げます。
報告会も終わり御輩出企業様よりメッセージを頂きました。
㈱ダスキン大平支店長様からは「更なる成長を期待する。」
吉川雄二県議会議員様からは「経験を活かし挑戦する強い気持ちを。」
須藤秀忠市長様からは「若いリーダーとしての活躍を期待する。来年は3名輩出したい!」
「とうかい号」への理解と期待感溢れるメッセージを頂きました。
渡邊昭仁副理事長の謝辞では、一般乗船者を前にして4年間「とうかい号」事業に関わってきた事、
7月例会での報告会を立ち上げたその思いと、会場に自身が委員長時代の乗船者と当時の理事長の姿があった事もあり、感極まり言葉を詰まらせる場面もありました。こちらも熱くなるものがありました。
会場からは乗船した皆様に、割れんばかりの拍手が送られました。
一般聴講者の方々がお帰りになり、例会次第に戻りましたが、時間超過の為様々な次第を割愛してしまいました。
岩見有祐君による監事講評では、
事前に配布される案内文に「この例会の想いが盛り込まれていない、何の為にこの例会を行うのか、メンバーがこの例会に参加してどうなって欲しいのかが分からない」と一喝され、次回に反省すべき課題をいただきました。
一般乗船者に対しては、昨年のチームリーダー経験者として労いの言葉と、小さなことでも良いから何か始めて「習慣」にしていって成長につなげて欲しい。それが職場の皆さんが待っていることであり、職場の成長にきっとつながるはずだ。とお話いただきました。
最後になりますが、
この7月例会には、我々と同じく「この地域の発展の為にとの志を同じくする団体」である、富士宮ロータリークラブ様よりオブザーバーとして、大澤会長をはじめ7名の皆様の参加を頂きました。
富士宮JCの先輩も多くいらっしゃいましたので、さらにこの例会に良い緊張感をいただく事ができました。
一般聴講者として、過去の乗船者、御輩出企業様、ご尽力頂いた先輩の皆様等多数の皆様に御来場頂き
まさに「とうかい号」がつなぐ絆を確認することができました。
今回の報告を聞き、少しでも「とうかい号」への理解と興味を持っていただければうれしく思います。
また、『乗船したい!』と思った方は積極的に前へ一歩踏み出して頂ければと思います。
7月例会へ参加して頂いた皆様にとって、有意義な時間であったと感じて頂ければ幸いです。
ご参加ご協力本当にありがとうございました。
最後になりますが「第43回JC青年の船とうかい号」に携わっていただいた全ての皆様に感謝いたします、ありがとうございました。
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