理事長所信

第47代理事長日原誠
一般社団法人富士宮青年会議所
第47代理事長 日原 誠

1981年生まれ
株式会社日誠電工 代表取締役
2010年 (一社)富士宮青年会議所に入会

2018年度スローガン

いざ尋常にふじのみや
全ての源泉は己にある。挑戦しよう! いざ尋常に ふじのみや

2018年度一般社団法人富士宮青年会議所理事長所信

『 挑 戦 』

~一歩踏み出す勇気と失敗を恐れない挑戦が富士宮の新たな価値を創造する~

【はじめに】

「郷土の先達は辛苦を重ねてのびゆく富士宮市の礎となりましたが、これら先人の努力によって未来は洋々と開かれています。ここに若い力を友情の絆で結び、互いに研鑽し、練磨し、正しい郷土の発展に寄与することが私達青年に与えられた義務かと思います。さらに私達は変転限りない今日の社会の進むべき道、あるべき姿を見失わないよう心して、常に見詰めていかねばなりません。単に自己の修練にのみとどまらず広く同輩の心を喚起して勇気と情熱をもって地域社会の向上発展に努力する責任がありあます。」

1972年8月6日、富士宮青年会議所は、この設立趣意書を基に、富士宮の将来を憂う志高き先人たちの手により設立されました。約半世紀もの間、多くの諸先輩方が、富士宮の未来の為に歩んで来られ、その目的は、今も色あせることなく受け継がれています。私達青年が愛する我が町の為に、挑戦する場を与えて頂けることに感謝申し上げるとともに、47年もの長きに渡り、富士宮青年会議所の歴史を脈々と紡いで来られた諸先輩方のこれまでの努力に敬意を表します。

青年会議所運動とは、20歳から40歳までの単年度の組織である為、毎年新陳代謝を繰り返しながら、その時代の実態に即した運動を展開していく必要があります。しかし、時代の流れを読み取り議論する前に、自分自身を理解しているのでしょうか。自分自身の明日や、家族の将来、自社の未来は描けているのでしょうか。

未来を語る前に、現在の自分自身の立場を理解するところから挑戦しましょう。自身の軌跡を振り返り、自分自身の中にある感情や反応を受入れ承認することで、確固たる信念を持った自分を見つけることが出来ます。そして、常に広い視野を持ち、自他共に、客観的に見ることを意識して行動し、正しい視点で物事を捉えることにより、自分自身が関わるすべての未来において、勇気をもって一歩踏み出すことが出来ます。このような人材が一人でも多く、富士宮の為と考え行動することが、富士宮の向上発展に繋がります。

富士宮の新たな価値の創造とは、先ず、富士宮が抱える問題点を明確に把握し、明るい豊かな富士宮の定義を定め、各々の事業を計画する必要があります。時代は、デジタル化ICT化IotやAIなど、新しい技術革新が進み「超スマート社会」の到来を告げています。我々を取り巻く環境は大きく変化し、その速度も一段と速く、激動する中で、柔軟な価値観も取り入れなければなりません。

このような時代だからこそ、我々青年会議所に求められる運動とは、公の幸せと個々の幸せが両立し満たされることと考えます。この両立は矛盾するとも思えますが、「経済」の語源が「経世済民」、「世を経(おさ)めて民を済(すく)う」に注目すれば、我々の運動と青年経済人としての責任を共通して考えることが出来ます。青年会議所が目指す明るい豊かな社会の実現の公の幸せと、家族の幸せと自社の繁栄の個々の幸せは、「世のため人のためが自分のため」を基に、本質的に同義であることを理解し、両立することで展開される運動により、富士宮の新たな価値の創造に繋がるのです。

つまり、我々は、愛する富士宮と自己の修練という成長の為に、一歩踏み出す勇気と失敗を恐れず果敢に挑戦し続けるという強い意志を持ち、同志との友情を育みながら、様々な階段を同時に昇り続けながら運動を展開していく必要があります。

先輩諸兄の汗と涙と情熱が浸み込んだ襷を受け継ぎ、最大限の無理と失敗を恐れない挑戦を実践する私の背中を見せ、創始の志を守り、富士宮の新たな価値を創造し、次世代へ繋いでいくことを誓います。

【JC三信条】

  1. トレーニング(修練)
  2. サービス(奉仕)
  3. フレンドシップ(友情)

青年会議所運動とは、青年経済人が集まり自己啓発を行い、そこで習得した力を用いて地域社会に奉仕をすることであり、さらにその修練、奉仕を支える力として会員全体を繋ぐ友情が芽生えます。

この三信条は、分離して考えたり、順序づけをするのでなく、有機的に繋がり、個々の成長と、より強固な組織づくりの根幹をなすと考えます。その成長と変化が挑戦に繋がり、時の流れを察知し、この富士宮の新たな価値を創造し、次世代へ受け継がれていくと確信致します。

【 青少年育成系委員会 】

幼少期は、好奇心からなのか、何事にも興味を持ち積極的に挑戦しました。しかし、成長する中で羞恥心が芽生え、失敗することや、自分自身を表現することは、恥ずかしい思いをすると学んでしまいました。このことから、失敗しないことを目的としていませんか。

目的を明確にし、一歩踏み出す勇気と失敗を恐れずに挑戦する事の大切さを伝え、健全な青少年の育成に繋げます。

【 まちづくり系委員会 】

日本人は、古くから自然や物などに神々が宿ると考え、敬ってきました。その心は、相手を思いやり、全ての事柄に感謝し、和の心を大切にする文化です。しかし、価値観の多様化する中で、日本人としての和の心が薄れつつあります。青年経済人として地域と積極的に関わる挑戦者となり、いまいちど和の心を取戻し、感謝の心溢れる富士宮を実現することを目的とします。

【 会員拡大研修系委員会 】

会員拡大は、青年会議所運動の根幹をなす活動です。一人でも多く富士宮のことを考え、関心を持つ若者が増えることで、明るい豊かな社会への発展に繋がります。

人間は少しの負荷を与えることにより成長します。人が成長することにより組織が成熟し、組織が成熟する事で経済活動が発展します。次代を担う青年経済人として、人と技術が調和する未来を見据えながら研修事業を行い、多くの候補者に参加して頂き、青年会議所の魅力を伝え、果敢に挑戦し続けることで、100人態勢を目指し活動することを目的とします。

【 総務広報系委員会 】

総会運営においては、最重要事項を議決する会議、最高議決機関であることを認識し運営にあたり、全会員に総会の重要性を伝播することを目的とします。

広報活動とは、対内外に行う必要があります。対内的には、具体的な内容を様々な角度から会員全てに発信し、対外的には、地域社会に対して青年会議所活動をより理解して頂ける手段や内容を検討し発信することを目的とします。

【 事務局系委員会 】

事務局系委員会は、事務関連及び理事会運営を担当し、各委員会と連絡を密にし、LOMの円滑な運営を目的とします。

特に理事会では、将来を見据え、アジェンダシステムを再導入する為に、富士宮青年会議所に適した書式を作成し、全会員に情報が伝わるよう活動致します。そして、効率の良い会議を運営することで、会議時間を短縮し、円滑な理事会運営を目的とします。

【 出向 】

「自らを変えられないものに社会を変えられるはずがない」
出向とは、自分自身の意志で、国内外を問わず、様々なステージで自身の能力を最大限に引き出すことが出来るシステムです。同世代の活躍している同志から刺激を受け、何事にも失敗を恐れず挑戦し、自らを変化させましょう。その変化が自身の成長へ繋がり、地域に還元されるのです。

出向者は、LOMの代表として自覚を持ち挑戦し、得た経験をLOMへ還元し、LOMは覚悟を持って出向する会員に対して全面的に支援致します。

【 結び 】

「自分が源泉」、私が青年会議所活動で出会い感銘を受けた言葉です。

自分が源泉とは、目の前にある全ての結果を「自分が創ったとしたら」という立場で、その事実に向い合うことです。その結果の良否は別にし、自分自身やそれに関わる人々の能力を否定するのではなく、自分自身が創ったという立場を取るということは、全ての結果への影響力と力が自分自身の手元にあるということなのです。ともすれば、自分が源泉で創り出した結果なのであれば、自分自身で創り変えることが出来るということです。

私自身が「自分が源泉」を理念とし、皆様には、青年会議所が何をあたえてくれるのかではなく、自分自身が青年会議所に対して、この富士宮に対して、何が出来るのかを問い、高い志と強い覚悟を持って青年会議所活動に挑戦しましょう。

富士宮青年会議所の今後迎えるであろう将来をしっかりと見据え、多くの知識を学び活用し、そして、成功、失敗の経験を繰り返し、来たるべき未来に向けて準備をしましょう。

人生と真剣に向き合い、一所懸命に行動することでしか、真の価値観を確立することは出来ません。私が、勇気を持って一歩踏み出し、新たなるステージへ挑戦する背中を皆様に見せ、共感して頂き、協力頂く会員全ての責任を背負う覚悟を持って臨みます。

確固たる信念と自覚を持ち、全身全霊をかけ、新たな富士宮の価値を創造し、愛と笑顔に満ち溢れた最高の一年をお約束致します。